こんにちは!インタビュアーあいめこです。
今回の「北原の精神と時の部屋」のメンバー様インタビューは、やまもとりゅうけんさんにお話をお伺いしました!
やまもとりゅうけんさんは、SNSでの辛口なキャラクターで数多くの熱狂的なファンを獲得されている人気インフルエンサーです。
今回は、そんなりゅうけんさんのビジネスとの向き合い方やSNS上でファンを獲得するために必要なことなど貴重な話をたっぷりお伺いしました。
SNSで知っているりゅうけんさんとまた違った一面が知ることができるはずですよ。
北原の精神と時の部屋はビジネスの答え合わせができるオンラインサロン
よろしくお願いします。
お願いします。
結構、たくさん見にいらっしゃってて緊張しているんですけど。
りゅうけんさんのSNSって辛口ですので、緊張されるようなイメージがないんですけど。
小心者なんで。
緊張は適度にします。
まず、りゅうけんさんは今、どんな事業をされているのかお聞かせ願えますか。
あとは、eラーニング系の『オンクラス』というウェブサービスのスタートアップをやってたり、オンラインサロンから派生する形でいろいろな事業を作って、みんなで遊ぶように仕事をしている感じでございます。
バスケして、フットサルして、楽しそうだなって。
そうですね。
ほぼ、オフラインコミュニティの延長みたいな感じで作ってますね。
『北原の精神と時の部屋』に参加したきっかけは、どういうものだったのですか。
それこそ、激痩せする前からウェブの記事で何回か拝見させてもらうことがありました。
その頃から存じ上げてまして、すごい方だなと。
美容室をどんどん出店されているのは認知してました。
その後、迫君に繋いでもらい、はじめてお会いしました。
迫君とも長い付き合いなので、北原さんというすごい方とお会いできるならば、ぜひ、という感じで食事に行かせてもらったんです。
そこからの縁で、もう入るしかないだろうってことでサロンに入りました。
どんな方だと思われますか。
当時、拝見したウェブ記事が割と歯に衣着せぬ感じの印象がうろ覚えであって、、、。
めちゃくちゃ謙虚じゃないですか。
僕とか迫君とかに対して、すごく参考にしてる、ということをおっしゃってくださるんですよ。
僕らからすると、圧倒的な人にそんなこと言われるからあたふたする、みたいな感じですね。
すごい謙虚な方だと思います。
ビジネスにおいて北原さんを参考にされているところって、どんなことがありますか。
多分、北原さんの事業を作る基準ってめちゃくちゃ高いんですよね。
これ、北原さん以外の経営者は雰囲気でビジネスやってるんじゃないかって感じになるくらい、本当に細部まで考えてやられていると思っていて、すごく参考になります。
自分が改めて、適当な雰囲気でやってたんだなってことに気付かされます。
自分がオンラインサロンを始めたときも、この市場でこういうコミュニティーをやったら、これくらいの人数になって、これくらいの人数まで成長するかな、みたいななんとなくの雰囲気でやってたんです。
北原さんのすごいと思うところは、サロンの人数はこのくらいがアッパーだってことをちゃんと分かっていて、やってすぐの時点で全部、数字に落とし込めているところです。
メンバーの数はふわっと増えていったってことなんですか。
最初の頃は、300人くらいがアッパーだと思ってたんですよ。
当時のブログ記事を見ても、300人くらいで終わるかもしれないからゆるくやっていこう、みたいな記事を書いていたので。
全然、読めてなかったんですよね。
りゅうけんさんがサロンオーナーとして、『精神と時の部屋』の特にここがすごい、というところはありますか。
LP添削でこんなレベルまで突っ込むのかっていうところがあって。
なんか、回し者みたいですけど、本当にすごいんですよ。
逆に、この価値を本当に分かっている方ってどれくらいいるのかなって。
北原さんに添削されてた部分が何も変わってなかったんですね。
こんな有益なアドバイスをもらったんだったら、もっと早くやったほうがいいのになって思いました。
この値段でこれだけのことを教えてもらえるっていうのは、なかなかすごいなって思いますね。
特に、印象に残っていることと言えば、添削ですか。
FL型SL型みたいなことも言われていますが、確かにこの考え方をビジネスに当てはめていたら、とても脳内がスッキリするんです。
改めて振り返ってみると、自分のオンラインサロンも最初はFL型で機能させてたと思います。
その後、SL型になっていったっていうこともわかりました。
言語化はできていないけど、ふわっと考えてやっていたことが言語化されてたんです。
要は、自分がやってきたビジネスの答え合わせができるような感覚が、北原の精神と時の部屋の中でありました。
思考がスッキリしますね。
これは、こういう言語で表現したほうがよくて、自分のビジネスでやってきたことは合っていたんだって、気づきが多く得られます。
小さい頃の原体験から、固定費をなるべくかけないビジネスを貫く
りゅうけんさんのイメージですが、波乱万丈な人生を歩まれているインフルエンサーさんと思っています。
ぜひ、その話をお伺いしたいんですけれども。
どういうところが波乱万丈感を出してるんでしょう。
そのときに、お金が全てなんだっていうスイッチが入ったというお話がありました。
そのお話もりゅうけんさんらしいというか、その苦労が今の強靭なメンタルに繋がっているのかなと思うんですけど。
自分の両祖父が、どっちも経営者だったんです。
当時はそこそこ、儲かってる会社だったんですよ。
一方で、自分の父親は焼肉屋の店長でした。
毎日帰ってくるのが夜中11時とかで、缶チューハイを1缶だけ飲んですぐ寝て、また次の日に6時とかに仕込みで店舗に行くっていうような生活だったんです。
だから、あまり遊んでもらった記憶もないし、遊びに行くのも年に1回くらいスペイン村に行く、みたいな、、、。
祖父と父はまさにリアル金持ち父さん貧乏父さんみたいな感じでした。
自分がどっちの人になりたいかって言われたときに、おじいちゃんのほうになりたいなっていうのが小さい頃からありました。
子どもながらに、そういうのがすごく分かって、、、。
例えば、社員の誰かが裏切ったとか、どこかに引っこ抜かれたとか、人を雇うって大変なことなんだな、重いことなんだなっていうのを、その時思ったんです。
その着地点ってどこにあるんだろうっていうのが自分の中にありました。
大学生くらいのときに、どうやらフリーランスという道があるらしいということを知りました。
雇われないけど、雇いもしない。
自由に生きていくというところが、自分に合っているのではないかと思って、そこから、そういう副業などを調べている中でマルチにハマってしまうこともあったんですが、、、。
結局、自分の最適な生き方ってそこなんだなっていうことに、小さい頃の体験から気付けたんだと思います。
今ではオフィスとか構えてますし、社員もいるんですが、あくまでミニマムな感じで、固定費をなるべくかけないビジネスを貫いているのは、そういう原体験があったからだと思います。
チャンスはピンチ!調子がいいときこそ危機感を持って新しいことを始める
どのビジネスも勝率がすごく高いと思ってます。
それも、マルチ時代の経験などが生きているということですか。
当時は借金をいっぱいしちゃったんですよね。
それこそ、北原さんに通ずるところがあるかもしれないですけど、なるべく負けないように、外堀を埋めてから事業を作ろうという感じの考え方にシフトしましたね。
例えば、アフィリエイトとかってお金をかけなくてもできるじゃないですか。
必要なのは、サーバー代とドメイン代くらいで、レバレッジは、自分の労働時間じゃないですか。
そういうビジネスをやって、固定費をかけずにスケールさせて、そこで得たキャッシュでまた何かしらリスクのあることをやっていこうという発想を、マルチから足を洗った時点で決めてたんですよ。
これがりゅうけんさん流っていうところなんですかね。
ただ、アフィリエイトとかってどれだけ失敗しても、ただ稼げなかったというだけじゃないですか。
僕も、最初はアフィリエイトメディアから入りました。
もともとエンジニアだったんで、エンジニアとしての経験を発信していって、転職サービスやプログラミングスクールのアフィリエイトをやって、マックス月商550万くらいまで稼いでたんです。
SNSでもフォロワーがそれなりに増えてきて、資産的なフォロワーとメディアを持っている状態からオンラインサロンに展開していく感じでした。
2、3年前くらいまでは固定費をほぼかけずに、そんな感じでずっとやってました。
店舗とかもされてますよね。
シーシャバーとか。
マルチから足を洗って、フリーランスエンジニアから入って、そこからは特に目立った失敗はない感じでしたね。
波がないっていうのが、固定費を下げてやるメリットなのかもしれないですね。
マルチ商法とかって、すぐに売り上げが落ち込むんですよ。
ピンチはチャンスって言葉がありますけど、僕の場合はチャンスはピンチだと思ってるんです。
A=B、B=Aじゃないですか。
今、めっちゃいけてるって思ってるときには、これはすぐに落ち込むだろうって考えるくせがあって。
オンラインサロンに初月120人くらい集まって、調子がいいと思いながらも、すぐにピンチが訪れるという感覚がありました。
だから、次はYouTubeやらなあかんってなって、YouTubeが1万人、2万人とかになってきたら、このままではまずいからTikTokやらなあかんとか、次は店をやらなあかんっていう感じで、、、。
チャンスが来たとき、調子がいいときこそ、もっと次のことをやらなあかんっていう自分なりのアラートがあるんです。
それが多分、長く右肩上がりでいられる理由なのかなって分析をしています。
順調!ってイメージです。
伸びが鈍化することは付きものなので。
僕のYouTubeチャンネルも伸びなくなってきているので、次は新規チャンネルをやろうかなっていう企画も練っているところですし。
新規事業は、半年に1回は最低でも作らなあかんっていう感覚ですね。
大なり小なりどんな事業でもいいから、それくらいの頻度で作っていないと、自分のフレッシュさを保てないっていう感覚ですね。
新しいことをやっている若い経営者が周りにいるので、置いてかれる感じがするんですよ。
自分もその成長に乗り遅れないようにっていう気持ちがすごくあります。
停滞しながら延々とうまくいってる人がいない以上は、挑戦しないといけないのかなって思ってます。
若くて優秀な経営者に対してライバルでいようとするマインドを持つ
僕は34歳なんですけど、この年になると、若くて活躍している人たちを親戚のおじさんみたいな目線で見ちゃうんですよ。
頑張ってるな~って。
そうなったら終わりかなって思ってて、若い人たちが頑張って結果を出しているときに、なんで自分ができなかったんだろうって悔しがるんです。
そういうマインドというか、変におじさん目線にならないように気を付けています。
それ、俺がやれば良かったなって、何で思いつかなかったんかな、思いついてても行動しなかったなとか。
そういうのは、すごいあります。
言ったことは絶対やるとか、約束は守るとかですかね。
りゅうけん流、みたいなところですかね。
この人、見ておくといいよっていう人。
まずは、迫さんですよね。
でも、それは北原さんのほうじゃないですかね。
ファンを獲得するためには「代弁力」が必要
ファンを獲得するために心がけていらっしゃることはありますか?
TwitterっていいねとRTがあるじゃないですか。
いいねって、共感なんですよ。
RTって、自分が心の奥底で思っていた言語化できていないことを言ってくれたときに、「これ、俺が言いたかったことだよ!」みたいな感じでRTするんです。
Twitterでいいねだけが付いても、新規にリーチできないじゃないですか。
RTされるからこそ、新規にリーチできるんです。
それをしようと思ったら、代弁力が必要なんですよ。
そう思っている人のために、よりエッジの効いた言葉で表現してあげるっていうことを意識しています。
本来であれば言いづらいけど、りゅうけんさんが言ってるから良しとされているツイート、いっぱいあるじゃないですか。
あれは、唯一無二ですよね。
自画自賛できるキャラって、めっちゃ強いと思っているんですよ。
自分の商品とか自分のサービスがすごいってことを言えたほうが、宣伝のハードルが下がるじゃないですか。
期待値を上げずに、「こいつやったら言いそうだな、しかも、こいつやったら本当に品質の高いものをPRしてそうやな」っていうキャラクターを作り上げたんです。
それまでに、いろいろな摩擦がたくさんありましたが、どこかの時点で諦められるんですよね。
「こいつは、こういうことを言うキャラやからしゃーない」みたいな感じで。
徐々に、ちょっとずつ過激なことを言ったりして、何を言っても許される状態を刷り込んでいった歴史はあります。
私は初めてりゅうけんさんとお会いさせてもらったときに、SNSのイメージがあったのでリアルとのギャップを一番感じました。
こんなに優しい方だったんだ!って。
そういうギャップって、ファン化させる要因なのかなって思ってたりもします。
表側でそういうキャラクターをやる以上は、ちゃんと礼節のある人間にならねばならない、みたいなのはありますね。
今後の展望は売却を想定した事業づくりと、人生の選択肢を提供するコミュニティーづくり
Twitterでも、数年前に発言していた”今後のビジネス予測”が当たってますよね。
これからのビジネスは、どうなっていくか教えてもらってもいいですか?
これを海外で見ると、アメリカって全労働人口の半分くらいがフリーランスなんですよね。
日本はまだ、10パーセントくらいなんですよ。
アメリカのように半分くらいがフリーランスになってきたときに、フリーランスに求められる役割は多様になってくると思うんです。
日本のフリーランス事業の今って、末端の雑務をやるっていう性質になっていると思います。
今後、これが意思決定レイヤーまで入ってくると、マネージメントできるフリーランスってすごい希少性がありますよね。
そういうフリーランスを成長させるビジネスはどうだろうとか、そういう発想をしています。
逆を言えば、その中でも会社員として生き残り続けてる人っていうのは、超トップクラスのビジネスマンだと思うので、今のうちに会社員のキャリア組とも仲良くしておこうって考えていますね。
でも、人生逃げ切りって言うと今はFIREじゃないですか。
FIREには、浅いFIREと深いFIREがあります。
ディレクションをして、少ない労働時間で大きく稼ぐ。
さらに3000万円くらいの資産を運用していくことで金融所得を得る。
この金融所得と小労所得を合わせて自由に稼ごうっていうのが浅いFIREです。
これは軽めなFIREで、人生逃げ切りサロンでも実現できるものだと思っています。
例えば、資産が2、3億くらいあって、金融収入だけでも数百万の上澄みが毎年あって、それで飯が食えるっていう状況の人たちがもっと増えてきてほしいと思ってます。
それをやるには、北原さんの『カブキタ計画』と似ているんですけど、スモールM&Aをもっと排出できるようなコミュニティーにしていくべきだと思っています。
結局、一括で大きいキャッシュを得られる手段っていうのは、M&Aしかないと思っているんですよ。
まず、僕がそういう実績の一例となって、サロン内からもそういう人やサービスが排出されるような環境を整えていく、そのためのコンテンツづくりをしていきたいと思っています。
そういう流れがあるんですか?
たくさんのお金を得て、次は投資家に回るのか、もっと新しい事業を作って連続企業家になるのか。
そういう意味での選択肢を圧倒的に広げていくことが、今のコミュニティーに求められている気がします。
コミュニティーの発展って、人生の選択肢をこっちがどれだけ提供できるかだと思うんですよね。
そういう意味で人生を握っているサロンをもっと発展させていきたいのであれば、そこにも手をつけないといけないと思ってやってたら、ちょうど北原さんも同じようなことを考えていらっしゃって、やっぱり間違ってなかったんだと感じました。
まとめ
今回りゅうけんさんにお話しをお伺いし、SNSでの辛口のイメージとはまた違った姿を知ることができました。
特にビジネスにおいては、チャンスはピンチとおっしゃるように、現状に常に危機感を持たれた上で働きかけ続けられているというお話しが非常に印象的でした。
調子が良い時こそ新たな事業を立ち上げるスタイルが、りゅうけんさんが長く右肩上がりに事業を伸ばし続けられている理由なのだと感じました。
りゅうけんさんは現在、フリーランスのスキルアップに特化したオンラインコミュニティー「人生逃げ切りサロン」のほか、eラーニング系の教育コンテンツのウェブサービスのスタートアップができる「オンクラス」のサービスを展開されています。
ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
やまもとりゅうけんさんのTwitter
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人生逃げ切りサロン
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