Lステップ

2日目:商品づくりロードマップ

こちらのページでは【北原の精神と時の部屋 公式LINE】のメインコンテンツである【商品づくりロードマップ】をご視聴いただけます。

動画に続いて要約もご用意していますので、併せてご覧ください。

僕がこれからお話しさせていただく【商品づくりロードマップ】は、ただの商品ではなく、売れる商品のつくり方です。

商品になる可能性のあるものとは

まず最初に商品をいきなり作るのではなく、どんなこと(物やスキル)が商品になるのか、ここを抑える必要があります。

乗り越えてきた領域。
積み上げてきた領域。
誰よりも詳しい領域。

これら「語る資格がある領域」が商品になる可能性があります。

このときの注意点は、飛び抜けてすごくなくていいということ。

「誰よりも権威性を持っていて、圧倒的な何かしらの実力がなきゃいけない」という風に思う方が多いですが、「できなかったことができるようになった」「マイナスだったものがニュートラルになった」「ニュートラルからプラスになった」というぐらいのことでいいんです。

例えば僕自身も経験したことなんですけど、77キロの体重から52キロまで25キロ減量することができました。
もともと太っていたという事実があり、そこからニュートラルになっただけなんですよね。世の中的に本当にすごい人っていうのはコンテストで賞を取れるような方をイメージされると思うのですが、そういうことではありません。

何かしらのコンプレックスや悩み、マイナス面からニュートラルに戻ることができた、これらも語る資格がある領域です。

有形・無形・店舗・何でも基本的に一緒で、ご自身が飛び抜けてすごくなくていいので、他の方よりも経験値がある部分がまずどこなのかっていうことを、自分自身の人生の棚卸しと共に見つめ直していただけるといいんじゃないかなと思います。

北原自身のこれまでの商品づくり

僕自身、一番最初はブログを書くところからスタートしました。
そのブログから得ていた広告収入について、「今日の広告収入はいくらでした」「今月の広告収入はいくらでした」っていうことを外に発信していたんですね。

すると、「北原さん教えてください」「ブログでどうやって北原さんのように広告収入を得ることができるんですか」「どんな記事を書けばいいんですか」というようなことを聞いていただくようになりました。

そこから僕は『ブログ広告収入の講座』という形に持っていきました。

結果として、たった1時間この講座を開いて、1,000万以上の売上となっています。

他にも、美容師を長くやらせていただいていたので、そこから僕自身が自分の美容室を1店舗作りました。

続けて2店舗目をオープンして、「店舗経営ってこうやってやればいいんだ」ということを発信していったわけです。

そしたら「1店舗オープンしたけど、うまく経営ができない」という方のご相談をいただくようになったんですね。
そのご相談に向き合っていった結果、フランチャイズという展開が模索することができ、結果として、4年で100店舗を作ることができました。

4年で100店舗の全国展開を進めていく過程で他の店舗事業者さんが「北原さんどうやって美容室のビジネスモデルを作ったんですか」「どうやって集客しているんですか」ってことを聞いていただくようになり、これらをまた相談に乗っていたわけです。

そこから作られたのがビジネスを学ぶコミュニティ。
コミュニティがスクールになり、スクールからコンサルティングや顧問が生まれ、顧問の先から協業といって一緒に会社を作る方々が増えてきたという形になっています。

このように、目の前の方のお悩みを聞きながら、その人たちと向き合っていくことによって事業は形になっていきます。

大事なのは、あなたの語る資格でお悩みをいただけるのか、ご相談いただけるのかというところです。

皆んな絶対に何か悩んで乗り越えている

「北原さんってやりぬく力が半端ないですよね」ということで、GRIT NOTEというノートのプロダクトになったりとか、「北原さんは人と向き合うことから絶対逃げないですよね」って言われるようになってから、僕のお弟子さんっていう区画が生まれたりだとか。

乗り越えたことが増えるにつれて、新しい商品の可能性が生まれてくるんです。

本当に何もない人なんていません。

この話をすると「そうは言っても北原さん、私に何もないんです」って言う方もたまにいらっしゃるんですが、何もないってどういうことかというと、これまで一回も悩んだことがないっていう人なんですよ。

絶対に何か悩んで乗り越えているはずなんですね。

人間関係、美容系、ダイエット、例えば喋るっていうこともそうですし、コミュニケーション、メンタルトレーニングとかコミット力とか何でもそうですね。

何か必ず乗り越えてきたことって絶対にあるんです。

それでも考えた上で何もなかったですということでしたら、つくればいいと思います。

例えばもし自分の体型にコンプレックスがあるんだったらダイエットすればそれを語れます。
僕みたいにすでに痩せてるなら暴飲暴食して一度太っていただいて、そこから痩せていくというのも1つのやり方です。

つまり基本的に何もなければつくればいいし、何もない人なんていないんです。

売れる商品のフレームワーク

ここまで理解いただけましたら、続いて「売れる商品のフレームワーク」についてです。

まず、語る資格がある領域を抽出してください。
そして、それについての自身の実績を証明していく。

自身の実績っていうのは、

ダイエット→痩せることができた
店舗経営→今月もちゃんと黒字でした

などです。

どのような形でも今の現状を伝えていくことによって、実績を証明することができます。

そして、自身のストーリーを話せるエピソードをSNSや、リアルの交流会の場所で語っていくというのが大事です。

自分の実績を1つめの種として、そこから出会ってくださった方がもし自分の元で変化してくださったら、自分だけのストーリーだったのが、今度はその人のストーリーも語れるようになるわけですよね。

つまり、エピソードは増え続ける。
これを繰り返すんです。

そして、これまでとこれからの活動をタイムライン上や、あなたが管理するプラットフォーム上に歴史として積み上げていくっていうのがすごく大事です。

歴史として積み上げていくからこそ、「この人は実績があり、特定のお悩みを持つ方々のご相談に乗っていて、かつ相談に来た人たちの実績変化も生む中心となる人なんだ」というポジションをつくれてしまいます。

これが売れる商品のフレームです。
これができてしまえば、問い合わせがガンガン入ります。

この時大事なのは、あなたのこれまでの実績が超超重要です。

約束できることでつくれる実績を生み続けるということを意識してください。

やりたいことではなく、成果の約束ができることをやってください。

やりたいことを否定しているわけではなく、やりたいことからやってしまうとスキルを身につけるところからスタートする可能性があるんです。

あなたの実績に沿った発信をしていって、ここに沿ったフレームをちゃんと置きに行ってください。

ここまで理解していただいたら、次は商品形式の検討に入っています。

商品形式の検討

商品形式には、技術提供、学び、つながり、指導、導き、運用代行、ポジション変更などがあります。

どれを選んでも大丈夫ですが、初動で選ぶんだったらリスクが少ないもの、出来る限り単価が高くなるものを選んでください。

一番リスクが大きいのはやっぱり店舗です。
例えば美容師の場合、1店舗出店となると場合によっては1,000〜2,000万がかかってしまいます。

その技術があっても、マーケティングや、SNSは一切やっていない、となるとしんどいんですよね。

固定費、家賃プラス生活費、広告費がかかってくるにも関わらず、「お客さん0からです」ってなると、かなりバクチみたいになっちゃうわけです。

じゃあ今のポジションでリスクがない形って何なのかっていうと、学んできた技術をワーク、スクール、講座なんかで提供することではないでしょうか。

一番最初に選ぶのはリスクが少なく、できる限り高い単価をいただけるものを選ぶことを意識していただきたいのはなぜかというと、一生懸命集客をしてもなかなか食べていける分を売り上げとして出していくことができず、続けられなくなるからです。

ということで、商品形式はしっかり考えるようにしてください。

そして商品形式の検討をしたら、商品の役割を仮説してください。
商品を求める人は、どのような悩みを抱えて、どんな未来に憧れているのか、ざっくりでいいので仮説してください。

「◯◯の未来に憧れる人が□□の課題をクリアするために求めている。
購入される人は△△の状態である」
みたいな形にしてみてください。

そのざっくりとした仮説の下、情報発信をしていきます。

モニターを通して明確にし、断定する

この仮説をより明確にして、商品を断定するためにモニターを通していくということを考えていきます。

明確というのは、はっきりして確かなこと。
断定というのは、これだとはっきり判断を下すことです。

モニターを通すことで、自分自身や自分の商品は市場においてどういうポジションを取っていて、どういうような人にクリティカルに刺さっているのかが明確になり、断定できます。

この時に使っていただきたいのは、『エレベーターピッチ』です。

我々は、<対象カスタマー>の抱えている、
<ニーズや課題>を満たしたり、解決したい。<プロダクト名>というプロダクトは、
<重要な利点の対価に見合う説得力のある理由>を
カスタマーに提供することができる。このプロダクトは<代替手段>と違い、
<差別化の決定的な特徴>が備わっている。アナロジー:<我々は○○○の▲▲▲である>

このエレベーターピッチに当てはめることで、商品の実態を明確にすることができます。

ちなみに僕が全国展開した美容室に置き換えると、このような形になります。

「我々は<髪質(クセやダメージに悩んでいる人)>が抱えている、
<扱いやすくて、綺麗な髪への憧れ>を満たしたり、解決したい。

<ディアーズ>というプロダクトは、
<髪質を改善し、誰もが憧れる髪質>を
カスタマーに提供することができる。

このプロダクトは<縮毛矯正>とは違い、
<髪に負担をかけることなく、髪を改善できるという特徴>が備わっている。

アナロジー:<我々は髪の専門家である>

ここまで言語化していくっていうのが大事です。

自分たちはこの商品を扱うにあたって、どのポジションをどういう人たちに対して提供しているのか、どのポジションを取りどういう人たちにどのような未来を提供しているのか、ここを明確に断定するためにモニターを募ります。

モニター募集のやり方

仮説を断定するために、過去の積み上げ、人脈とか、過去のあなたの発信からモニターを募ります。

例えば僕だったら、ダイエットのプロダクトを外に出していこうってなったら、一生懸命自分自身がなぜダイエットをやろうと思ったのかというきっかけから、自分の過去の写真も全部出してきて、時系列でSNSにどんどん投稿していくわけです。

プロダクトの構築段階から発信していくことによって、いざモニターを募集する頃にはもうお悩み相談が来ているわけです。

もしSNSですでにお悩みが来ている、すでにSNSでモニターが募集できる状態ですということでしたら、商品というのは正直もうこの段階で売れます。

なのでできる限り早いタイミングで、SNS発信していくというのが大切です。

「SNSで募集投稿したけど反応がとれなかった」「SNSはこれからなんですがどうしたらいいですか」という場合は、営業活動で取っていきましょう。

交流会を始めとした、外交活動をどんどんどんどんしていくってことですね。

DMだったら100件送るくらいでやっと1件ぐらいの反応があると思ってください。
300件くらい送ると1件ぐらいモニター取れると思います。

注意点としては、モニターを募る際、提示できる実績は必ず伝えてください。
反応率が間違いなく上がってきます。

実績がなくモニターを募ってもうまくいかないので、実績は必ず見やすく分かりやすく提示してください。

発信を頑張りながら、交流会に参加してお友達の関係性になってフォローしてもらったり、タイムラインを見てもらってモニターになっていただくという方法もあると思います。

もしこの営業活動でもなかなか取れないですよという風になってくると家族や身内、友人への依頼もありです。

ただ、この時、気をつけなきゃいけないのは、家族や身内、友人からは求めている回答がもらえないってことです。
家族や身内、友人をモニターにした場合は、実績をもらって、その実績をSNSに投稿することによって、営業活動のヒット率を上げていきましょう。

実績をどんどんどんどん上げていくことによって、SNSからオーガニックでモニター依頼が入るようになります。

SNSからモニター依頼が入るようになると、「売れる状態」が整います。

モニターを募る際の注意点ですが、スタート価格というのは2分の1〜3分の1の料金でも、無料でもいいです。

何を明確にして断定するためのモニターかは、先ほどお話ししたエレベーターピッチの部分です。

・どんな悩みを抱えているのか
・どんな未来に憧れているのか
・なぜ市場の出した商品ではなかったのか
・なぜあなたの商品だったのか

そしてモニターを通して、

・約束の再現性を高める
・商品形式を断定する(コンサルティング、講座、オンライン、店舗、情報コンテンツ)
・正規の価格の調整
・お客様の変化の素材や声をLPにする
・発信内容を明確にする
・注力するSNSを明確にする
・プロフィールを整えて肩書きを決める(何をしている人なのか、何者なのか)

ここまでできて初めて商品の完成です。
仮説を明確にし、新商品が断定でき、販売ができる状態になりました。

売れる商品づくりロードマップをやり切るために

ここまできたら「商品を売る準備が整った状態」です。
次の動画『商品販売ロードマップ』に移ってくださいね。

さて以上の商品づくり、一人でやれますでしょうか。

知識として入れていただいても、ほとんどの人が手が止まるからこそ、僕は皆んなで勉強でき、行動できる環境を整えました。

やるべきことを行動(アクションプラン)に落とし込んで、定期的に集まって振り返り、「どこまでやった」か自分自身と対話しながら、みんなで相談しながらやっていく場所を作らせていただいています。

「知識は入ってるけど、なかなか行動ができない」「仕上げられない」という方は、1度僕に会いに来てください。

僕のスクールは0→1の方はもちろん、1→10、10→100、これからスケールさせるぞ!という方もご対応させていただけるように、それぞれクラスに分かれて勉強ができるようにしています。

今回お話させていただいたような、商品を作るためだけの講義・講座もありますので、「商品がまだまだしっかり固まってない」という方は一緒に勉強し、行動ベースで身につけていただければと思います。

「一緒に商品を作りたい!」という方は、下記の今すぐ入会するボタンから、ビジネススクール『北原の精神と時の部屋』にご入会ください。

「もっともっとスクールのお話を聞かせてよ」っていう方はスクールの無料説明会へどうぞ。
スクールの内容や、どのような考え方で運営しているのかをお話しさせていただきますので、聞いた上でご判断いただければと思います^^